【英語の動詞】be動詞の使い方、役割は?過去形、否定文、疑問文について

英語

英語の動詞とは動作や状態を表す品詞のことです。文を構成する文の要素としての動詞は述語動詞といわれます。

述語動詞は主語(文の中心となる単語)の動作や状態を表すなくてはならない文の要素です。

動詞にはbeを原形とするam,are,is,の3種類に変化するbe動詞とそれ以外の動詞である一般動詞の2種類に分けられます。

この記事では2種類の動詞の内のひとつであるbe動詞について解説しています。

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「be動詞」の役割

be動詞は第1文型と第2文型で述語動詞として使われます。

第1文型では主語の「存在」を表す述語動詞として使われます。

be動詞は第1文型でも使われますが、第2文型で最もよく使われます。

第2文型ではSVCのC(補語)が名詞の場合S(主語)とC(補語)がイコールの関係になります。

C(補語)が形容詞の場合はbe動詞とくっついて主語の様子や状態を表します

文型文の要素役割
第1文型S(主語)V(述語動詞)
be動詞
①「存在」を表す
第2文型C(補語)名詞②S=Cの関係になる
C(補語)形容詞③Sの様子、状態を表す

「be動詞」の現在形と過去形

現在形

be動詞は原形のbeをもとにして主語の様子や状態を表す動詞で人称によって3種類に変化します。

be動詞の変化は話し手を表す一人称( I )ではam、話す相手を表す二人称(You)ではare、それ以外の三人称(He/She/It)ではisになります。

複数形になった場合は全ての人称(We/You/They)でareになります。

過去形

またbe動詞の変化は時制によっても変わってくるので注意が必要です。

時制が過去形の場合はam、isはwasとなりareはwereになります。

このように過去形の変化はwas、wereの2種類になります。

単数主語現在形(短縮形)過去形(短縮形なし)
一人称am(I’m)was
二人称Youare(You’re)were
三人称He/She/Itis
(He’s/She’s)
(It’s)
was

 

複数主語現在形(短縮形)過去形(短縮形なし)
一人称Weare(We’re)were
二人称Youare(You’re)were
三人称Theyare(They’re)were

「be動詞」の否定文と疑問文

否定文

be動詞の否定文は現在形のam、are、is、過去形のwas、wereの後ろにnotがつくことで表されます。短縮形もよく使われるので合わせて覚えておくと役に立ちます。

単数主語現在形(短縮形)過去形(短縮形)
一人称am not(ー)was not
(wasn’t)
二人称Youare not
(aren’t)
were not
(weren’t)
三人称He/She/Itis not
(isn’t)
was not
(wasn’t)

 

複数主語現在形(短縮形)過去形(短縮形)
一人称Weare
(aren’t)
were
(weren’t)
二人称Youare
(aren’t)
were
(weren’t)
三人称Theyare
(aren’t)
were
(weren’t)

疑問文

疑問文の場合は主語と述語動詞(be動詞)の位置を入れ換えて述語動詞を主語の前におくことで表されます。

単数現在形 / 過去形主語
一人称Am / Was
二人称Are / WereYou
三人称Is / Washe/she/it

 

複数現在形 / 過去形主語
一人称Are / Werewe
二人称you
三人称they

まとめ

be動詞は人称、時制、単数か複数かで変化はするものの「be」という1種類の動詞なので簡単にみえますが奥が深い動詞です。

この記事では基本的な使い方を解説しましたが、完全に理解するには時間が必要になります。

英語は繰り返し使っていくうちに覚えていくものですが考え方を知って勉強すると吸収速度もアップします。

まずは「be動詞」の持つ意味が「存在」であることと主語と補語をつなぐ役割があるということを頭において学習を続けていきましょう。

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