毎日の食事に「ごはん」が欠かせないという方も少なくないのではないでしょうか?
毎日食べる「ごはん」だからこそ美味しく食べたいですよね。
土鍋でお米を炊くというのも美味しく「ごはん」を食べる1つの方法です。
美味しいのは分かってるけど敬遠している方も多いと思います。
でも、案外、簡単に土鍋ごはんは炊けるものなんですよ。
この記事では土鍋ごはんのメリット、デメリットや基本の炊き方について解説しています。
土鍋ごはんのメリット、デメリット
メリット
美味しさ
土鍋で炊いたごはんの一番のメリットは何よりも「ふっくら」「もっちり」という味と食感です。
土鍋で炊いたごはんを食べると、もう土鍋ごはんしか食べれないという方もいらっしゃいます。
デザイン、収納
炊飯器と違い電源もいらずコードがないのですっきり、どこでも収納できます。
デザイン性も高いものが多いので目につく場所においても気になりません。
素早く炊ける
土鍋ごはんは2合炊きで炊飯に20分、蒸らしに10分の合計30分で炊飯が完了します。
手入れも簡単
ごはんが残った場合はそのまま雑炊やおじやなどを調理することも可能です。
使い終わったあと洗うのも乾かすのも簡単です。
デメリット
炊飯予約、保温機能
炊飯器にはついている予約機能や保温機能はもちろんありません。
寝てる間に炊飯はできませんが料理の準備をしてる間に短時間で炊飯できるのであまり気にならないというのが実際に使ってみた感想です。私も10年以上土鍋で炊飯しています。
コンロが1口必要
土鍋は火にかけて炊飯するのでコンロが1口塞がります。
このデメリットも短時間で炊飯できるという土鍋のメリットのおかげであまり気になることはありません。
他の料理を作るのに2口コンロが必要な場合でも食材の下処理をしている間に炊けてしまいます。
焦げることがある
土鍋を火にかけるとき火が強すぎたりすると焦げてしまうことがあります。
おこげが好きという方もいますが、焦げてしまった部分はあまり美味しいものではないと思います。
しかし、慣れてくれば火加減も分かってくるので滅多に焦げることはありません。
逆におこげが好きな人は意図的に作るということもできます。
IH調理器不可
土鍋は土でできているので基本的にはIH調理器は使用できません。
しかし、最近はIH対応の土鍋も多数販売されています。
中には火にかける時間が10分であとは蓄熱調理で炊飯できるbest potみたいな製品もあります。
土鍋ごはんに必要な食材と調理器具
食材(2~3人前)
水 :400ml
調理器具
ボウル :お米を研ぐために使用
ざる :お米を研いだ後の水切りに使用
計量カップ:お米を計量するために使用 ※1合(180ml)の計量カップ
土鍋ごはんの炊き方ー2合(調理時間:約30分) ※計量~浸水の時間は除く
①お米を計量する
1合の計量カップすり切りで2合計量してボウルに入れます。
②お米を研ぐ
お米を入れたボウルに水を入れて1~3回手で攪拌します。
攪拌したら、ぬかの臭みが移らないように素早く水を切ります。
水が切れたら5回ほど軽く研ぎます。
研ぎ終わったらボウルに水を入れて3~4回水を換えます。
※ある程度にごりがなくなればOKです。
③お米を浸水させる(30分)
お米が研ぎ終わればボウルに水を入れて30分浸水させます。
30分経ってお米が真っ白になったらざるにあげて水を切ります。
④お米を炊く(20分)
水を切ったお米を土鍋にいれて炊飯用に水を入れます。
水を入れたらお米を平らにならして蓋をしめて火にかけます。
火加減は中火にして10分待ちます。
10分後に土鍋の蓋が沸騰した蒸気でぐらぐらしはじめます。
ぐらぐらしたら、火を弱火にしてさらに10分火にかけます。
弱火:10分
⑤お米を蒸らす(10分)
弱火にして10分経ったら火を止めてそのまま10分蒸らします。
10分蒸らしたらしゃもじで軽く混ぜたら完成です。
お米を美味しく炊く裏技
土鍋で炊いたごはんは普通に炊くだけでも美味しく炊けますが、より美味しいごはんを炊くための裏技もいくつかあります。
炭酸水
炭酸水でごはんを炊くとよりふっくらとした炊きあがりになります。食感もツヤもワンランクアップします。
特別な炊き方をする必要はなく、炊飯用の水を炭酸水に変えるというだけなので簡単です。
市販のペットボトルの炭酸水でも問題なく利用できます。毎回炭酸水を購入するのはお金がかかる、面倒だという方は炭酸水メーカーを使って格安で自宅で簡単に作ることもできます。
にがり
海水からできる「にがり」はミネラルが豊富でごはんをふっくら、つやつやに炊くことができます。
にがりに含まれるミネラルがお米の細胞をまもることで細胞を壊すことなく炊きあがります。
まとめ
ごはんを炊くといっても炊飯器や土鍋などいろいろな方法があります。
手軽にスイッチ一つでごはんが炊ける時代ですが、炊き方や道具にこだわるのもいいのではないでしょうか。
人によってはごはんは毎日食べる主食です。
美味しいごはんを食べて日々の生活を豊かに過ごしましょう。
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